「漫勉」がおもしろいのは浦沢先生が見たいものをつくってるから
番組内で浦沢先生も池上先生の血しぶきの飛ばし方を「このやり方は知らなかったなあ」とコメントされてた(こういうシーンは毎回のようにある)。
番組の構成としては非常にシンプルなんだけど、なぜこうもプロ・アマ関係なく楽しめるのかというと、やっぱり浦沢先生自身が見たい番組をつくってる点にあるんだろうな。
漫画家の作画風景、それも手元のアップを見たい、なんて発想は素人からはなかなか出てこないですもんね。じっさい最初この企画はボツにされたと番組でもおっしゃってましたけど、なかなかおもしろさがわかんないと思います。
漫画家の作画風景、それも手元のアップを見たい、なんて発想は素人からはなかなか出てこないですもんね。じっさい最初この企画はボツにされたと番組でもおっしゃってましたけど、なかなかおもしろさがわかんないと思います。
ぼくがよくいう「自分が書きたいものでも、みんなが読みたいものでもなく、自分が読みたいものを書け」って言葉にも通じるので、なんか勇気をもらった感じ。攻城団もこのまま進めていこうとあらためて思い直したり。
もちろん自分の感性が世間からズレまくってるならこの手法はダメかもしれないけど、試してみる価値はじゅうぶんあると思いますよ。
それにしても池上先生の作画風景はすごかったなあ。